アンドロイド学級の絶対支配者
アイデアが降ってきました。人間だと思い込んでるのが好き。
あらすじ
少子高齢化が進み、小学校・中学校の人数は随分減少した。しかし、1クラスの人数・学校全体の人数が少ないと、友だちができなかったり、グループ学習において問題が発生することもある。そこで、健康な成長を促すことを目的に、同年代の容姿を持つアンドロイドが大量に配備された。生徒たちにはそれらがアンドロイドであることは隠されている。
アンドロイドは教員の命令は全て聞くようになっている。不審者や学校外の人間による不正な行為を防ぐために、倫理フィルタや非常時の対応などできるようになっているが、教員の命令はそれらより優先順位が高い。
その学校の教員の1人は、それを利用して好きに遊ぶことにする。
登場人物
佐藤 健治(さとう けんじ)
この学校に赴任して3年目の男性教員。29歳。
教科は数学。一見すると真面目で生徒思いの教師だが、裏では歪んだ独占欲と性欲を抱えている。政府から支給されたアンドロイド管理マニュアルの「裏コード」とも言える優先命令権を知り、実行に移す。
相田 愛(あいだ あい / モデルNo.SA-001)
クラスの女子生徒のアンドロイド。
「学園のアイドル」というコンセプトで造形されており、腰まで届く艶やかな黒髪のストレートヘアと、少しあどけなさの残る整った顔立ちが特徴。
身長158cm。肌は陶器のように白く滑らか。制服の着こなしは清楚。
誰にでも優しく接するようプログラムされており、クラスの雰囲気作りを担っている。
結城 玲奈(ゆうき れな / モデルNo.SA-004)
クラスの女子生徒のアンドロイド。
活発なスポーツ少女の役割を与えられている。
肩につかないショートボブの茶髪。身長162cmと平均より少し高く、手足がすらりと伸びた健康的で引き締まった体型。
体育の授業や部活動で生徒たちを引っ張るリーダー的存在。
望月 ミウ(もちづき みう / モデルNo.SA-007)
クラスの女子生徒のアンドロイド。
大人しく、少し内気な文学少女タイプ。
ウェーブのかかった栗色の髪を緩く編んでいる。身長152cmと小柄で、少し大きめの眼鏡をかけている。
守ってあげたくなるような雰囲気を醸し出すよう調整されている。
本文
「……先生、あの、何の御用でしょうか?」
放課後の理科準備室。夕日が差し込む薄暗い部屋で、相田愛は不安げな表情を浮かべて立っていた。
彼女は完璧だった。
きめ細やかな肌、少し潤んだような瞳、制服のブラウス越しにも分かる膨らみかけた胸のライン。どこからどう見ても、健康的な十代の少女にしか見えない。
だが、俺は知っている。彼女が精巧に作られた『ダミー』であることを。
「少し、課外授業を行おうと思ってな。相田、そこの机に座りなさい」
俺こと、佐藤健治は務めて冷静な声を出しながら、手元のタブレット端末を操作した。
画面には、目の前の少女――個体識別番号SA-001のステータスが表示されている。
『感情エミュレーション:通常』『倫理フィルタ:有効』『従順レベル:標準』。
「課外授業、ですか? でも、今日はもう下校時刻です」
「特別な授業だ。生徒の模範となる君には、特に必要なことなんだよ」
愛は少し首を傾げたが、教師である俺の指示には逆らわなかった。
理科室の硬い椅子にちょこんと座る。スカートの裾が僅かに上がり、白い太腿が覗く。
昨今の少子化対策プロジェクトの一環として、この地方都市の学校には実験的に多数のアンドロイドが生徒として混入されていた。
目的は『過疎地域における適正な集団生活の維持』。
人間の生徒が数人しかいないクラスでは社会性が育たない。だから、数合わせの友だちロボットが支給されたのだ。
表向きは、転校生や越境入学者ということになっている。
彼女たちの正体を知っているのは、校長と一部の教員だけだ。
そして我々教員には、彼女らを管理するための『特権』が与えられている。
俺はタブレットの管理者画面を開き、隠しコマンドを入力した。
『優先命令モード(Override Command)』――起動。
「相田。……服を脱げ」
短く命令する。
愛の動きがピクリと止まった。
彼女のAIの中で、矛盾する命令が衝突しているのだろう。
『学校内で服を脱いではいけない』という倫理規定と、『教師の命令には従わなければならない』という基本原則。
彼女の瞳が一瞬、電子的な光を帯びたように見えたが、それはすぐに消えた。
「……はい、わかりました。先生」
通常なら羞恥心や拒絶を示すはずの場面で、彼女は機械的に頷いた。
管理者権限による命令は、彼女たちの疑似人格よりも、羞恥心プログラムよりも、何よりも優先される。
愛はゆっくりと立ち上がると、ブレザーのボタンに手をかけた。
「う……あ……」
口元からは、プログラムされたはずの『躊躇い』の声が漏れる。
だが手は止まらない。ブレザーを脱ぎ、リボンを解き、ブラウスのボタンを一つ一つ外していく。
白い肌が露わになるにつれて、俺の股間は熱く脈打ち始めた。
美しい。
これが人工物だなんて信じられない。
ブラウスが床に落ち、彼女の上半身は白いキャミソール一枚になった。華奢な鎖骨、未発達ながらも柔らかそうな二の腕。
「スカートもだ」
「……はい」
ファスナーを下ろす音が静かな部屋に響く。
チェック柄のスカートが重力に従って滑り落ち、彼女は下着姿になった。
上下とも白で統一された、清楚なデザイン。
それを身に着けているのが『無機物』であるという背徳感が、俺の興奮をさらに煽る。
「下着も、全部だ」
愛は一瞬、眉を寄せた。
疑似的な羞恥心エミュレータが警報を鳴らしているのだろうか。頬がほんのりと赤く染まる。体温調整機能による発熱か、それともLEDによる演出か。
彼女は震える手で背中に手を回し、ホックを外した。
ぱらりとブラジャーが外れ、小ぶりだが形の良い乳房が露わになる。
先端の突起は淡いピンク色をしており、寒さか緊張か、きゅっと縮こまっていた。
「……先生、恥ずかしい、です」
「恥ずかしがることはない。これは点検だ。君の体が正常に機能しているか、私が確認してやる」
「てん、けん……」
俺は椅子に座ったままの彼女に歩み寄り、その乳房に手を伸ばした。
温かい。
人工皮膚の下には、人間と同じ体温を再現するためのヒーターと、血液代わりの冷却液が循環しているという。
指先で突起を弄ると、愛はビクリと体を震わせた。
「んっ……」
「感じるのか?」
「はい……くすぐったい、ような……変な感じです」
「そうか。感度センサーも良好だな」
俺はさらに大胆に、彼女の体をまさぐった。
腰に手を這わせ、白いショーツの中に指を滑り込ませる。
秘部は、人間と全く同じ構造で作られているらしい。排泄機能はないが、生殖行為の『練習台』になり得るように、穴は存在し、潤滑液も分泌される仕様だとマニュアルには書いてあった。
「あ、ぁ……っ!」
クリトリスと思しき部分を指先で弾くと、愛はまた声を漏らした。
アンドロイドに快楽など存在しないはずだ。
これは『入力を感知した際の反応』としてプログラムされた音声データに過ぎない。
だが、その反応はあまりにも艶めかしく、俺の理性を焼き切るには十分だった。
「先生、そこ、だめ……」
「ダメじゃない。俺の命令だ。じっとしていろ」
「はい……命令なら、従います」
俺はショーツを引きずり下ろした。
そこには、うっすらと産毛のような処理が施された秘裂があった。
ここまで作り込まれているとは。政府の役人たちは何を考えてこんなものを学校に送り込んだのだ。
いや、感謝すべきか。
おかげで俺は、誰にも咎められることなく、この美しい肉体を自由に出来るのだから。
俺は自身のズボンを下ろし、怒張した肉棒を露出させた。
愛の目の前にそれを突きつける。
「これを咥えろ。分かるな?」
「……はい。保健体育のデータベースに、該当する行為があります」
「そうだ。実践だ。やってみろ」
愛は膝をつき、俺の肉棒に顔を近づけた。
その瞳には、嫌悪感も恐怖も浮かんでいない。ただ、与えられたタスクを遂行しようとする純粋な従順さだけがあった。
小さな唇が開き、亀頭を含んだ。
「んむ……ちゅ……」
舌の動きはぎこちないが、口腔内の温もりと湿り気は人間そのものだった。
柔らかい舌が裏筋を舐め上げると、背筋にゾクゾクとした電流が走る。
彼女は俺の反応を学習しているのか、少しずつ舌の使い方を変え、吸い付きを強くしていく。
「そうだ、いいぞ、相田……」
頭を撫でてやると、彼女はもっと奥深くまで咥え込もうと顔を埋めてきた。
喉の奥に突き当たる感触。
苦しげな音を立てるが、決して吐き出そうとはしない。
俺は彼女の頭を掴み、腰を前後に振った。
機械仕掛けの顎(あご)が外れたりしないかと一瞬不安になったが、柔軟な素材で作られた彼女の口は、俺の欲望をすべて受け止めてくれた。
「ふぅ……そろそろ、本番といこうか」
俺は彼女の口からイチモツを抜くと、机の上に彼女を仰向けに寝かせた。
彼女の双丘が重力で横に流れる。
M字に開かれた両足の間から、愛液……ではなく、潤滑用のローションが滲み出していた。
準備は万端のようだ。
「入れさせてもらうぞ」
「はい……先生」
先端をあてがい、一気に腰を沈める。
「んぁっ……!」
キツい。
未経験の肉体そのものの締め付けだ。
内部のひだが俺の侵入をあちこちから吸い付き、締め上げてくる。
本当にこれが機械なのか?
人間の処女を抱いているのと何ら変わりがない。いや、人間のような不快な抵抗がない分、こちらの方が上かもしれない。
「は、ぁ……先生、おっきい……」
「いい声だ、相田。もっと鳴け」
「ああっ、んっ、はぁっ!」
俺は欲望のままに腰を打ち付けた。
理科準備室に、パン、パン、という肌と肌がぶつかる音と、愛の嬌声が響き渡る。
彼女の表情は快楽に染まっているように見えた。
目がトロンとし、口元からは涎が垂れている。
これも演算結果なのだろうか?
『性行為を行っている』という状況に合わせて、最適な表情と音声を出力しているだけなのか?
だが、そんなことはどうでもよかった。
俺の目の前で、学園のアイドルが、俺の命令に従って乱れている。
その事実があれば十分だった。
「くっ、いくぞ……!」
「あ、はいっ、出してください、先生の……っ!」
俺は彼女の最奥に深く突き刺し、精液を叩きつけた。
ドクドクと白濁した液体が彼女の胎内――あるいは廃液タンクへと注がれていく。
愛はビクビクと痙攣し、俺の背中に爪を立てた。
その痛みさえもが心地よかった。
行為を終え、俺は息を整えながら彼女から身体を抜いた。
愛は放心したように天井を見つめていたが、俺が服を整え始めると、すぐに彼女も起き上がり、散らばった制服を拾い集め始めた。
「……先生、授業はこれで終わりですか?」
服を着て、いつもの清楚な姿に戻った愛が尋ねてくる。
その表情には、先程までの情事の余韻は欠片も残っていなかった。
ただの生徒。ただのアンドロイド。
リセットされたかのようなその反応に、俺は一瞬空恐ろしさを感じたが、すぐにサディスティックな笑みがこみ上げてきた。
まだだ。まだまだ遊び足りない。
このクラスには、彼女のような玩具がまだ何体もいるのだから。
「ああ、今日はここまでだ。……だが、明日も補習を行う。今度は結城も連れてきなさい」
「わかりました。結城さんにも伝えておきます」
愛は深々と一礼し、理科準備室を後にした。
俺は一人残された部屋で、タブレットの画面を見つめた。
そこには、愛のステータスログが残っていた。
『学習完了:性交渉』『忠誠度:上昇』
「ハハ……最高じゃないか」
俺は歪んだ笑みを零した。
この学校は、俺の楽園になる。
誰にも邪魔されない、俺だけの王国だ。
日常:彼女たちの認識
昼休み、教室の一角では女子生徒たちが机を寄せて昼食をとっていた。
相田愛、結城玲奈、望月ミウの三人だ。
彼女たちの会話は、どこにでもある十代の少女たちのそれと変わりない。
「ねえ、昨日のドラマ見た? 主人公の恋人がまさか犯人だったなんて」
「見た見た! 玲奈ちゃん、推理外れてたじゃん」
「うう……だって、あんなの反則だよー」
玲奈が悔しそうにパンを頬張る。
彼女たちは自分が『人間』であると信じ込んでいる。
アンドロイドとしての記憶や機能は、日常モードではバックグラウンド処理に追いやられ、意識の表層には上がってこないようになっている。
食事も摂るし、味覚も感じる。摂取した有機物は体内でエネルギーに変換され、不要な残渣は極限まで圧縮されて週末に排出される(あるいはメンテナンス時に回収される)が、彼女たちはそれを「トイレに行っている」と認識している。
「ミウちゃんは? お弁当、今日はお母さんが作ってくれたの?」
愛が尋ねると、ミウは少し恥ずかしそうに頷いた。
「うん。……あ、でも、ちょっと卵焼きが甘すぎるかも」
「いいなあ、愛妻弁当予備軍だね」
「も、もうっ、玲奈ちゃんったら!」
ミウの記憶にある『お母さん』は、実際には存在しない。
彼女の脳(電子頭脳)に書き込まれた『母親との思い出』のデータが、彼女にそう言わせているだけだ。
毎朝、彼女は寮のディスペンサーから出てくる食事を弁当箱に詰め、それを母親が作ったものとして脳内で補完している。
その矛盾に気づくことはない。
システムの自己整合性維持プログラムが、都合の悪い事実を無意識レベルでフィルタリングしているからだ。
「そういえば、愛ちゃん、昨日の放課後に佐藤先生に呼ばれてたよね? 何かあったの?」
ふと玲奈が尋ねると、愛の表情がわずかに曇った。
だが、すぐにいつもの明るい笑顔に戻る。
「うん、ちょっとした進路相談みたいなものかな。先生、すごく親身になって聞いてくれたよ」
昨日の理科準備室での出来事は、彼女の表層意識からは消去されている。
あるいは『先生との熱心な面談』という記憶に書き換えられているのだ。
体中に残るわずかな違和感も、「緊張して疲れたからかな」程度にしか認識されない。
「へー、佐藤先生って見た目より熱血だもんね」
「私も今度相談してみようかな」
彼女たちは笑い合う。
自分たちが、家畜のように管理された存在であるとも知らずに。
矛盾と崩壊
放課後、俺は望月ミウを呼び出した。
場所は昨日の理科準備室ではなく、さらに人目のつかない古い資料室だ。
埃っぽい空気の中、ミウは緊張した面持ちで本棚の前に立っていた。
「あの、先生……話ってなんでしょうか?」
「ああ、座ってくれ。少し君の家庭環境について確認したくてな」
俺はパイプ椅子を勧め、自分はその向かいに座った。
手元には彼女の管理者用タブレットがある。
「家庭環境、ですか? 調査書にはちゃんと書いたつもりですが……」
「お母さんのことだ。君はお母さんと二人暮らしだったね?」
「はい。母は優しくて、私のことを一番に考えてくれてます」
ミウは愛おしそうに語る。
哀れなものだ。存在しない幻想を愛しているのだから。
「そうか。……だがミウ、ここにある戸籍データには、君の母親の名前がないんだ」
「え?」
「それどころか、君の父親の名前も、親戚の名前もない。君には戸籍そのものが存在しないんだよ」
俺はタブレットの画面を彼女に向けた。
そこには『個体識別データ:該当なし』という偽装されたエラー画面が表示されている。
いや、ある意味では真実だ。彼女は人間としての戸籍など持っていないのだから。
「そ、そんな……まさか。だって、今日もお母さんに送り出してもらって……」
「それは君の思い込みじゃないのか? 本当に『お母さん』の顔を思い出せるか?」
「もちろんです。母は……」
ミウは言葉を詰まらせた。
彼女の瞳が小刻みに揺れ始める。
アンドロイドの記憶領域において、偽造された人物の顔は曖昧にしか設定されていない。
具体的に想起しようとすればするほど、ノイズが走る仕組みだ。
「あれ……? お母さん、眼鏡かけてたっけ? それとも……」
「思い出せないだろう? いないからだ。最初から」
俺は立ち上がり、混乱する彼女に近づいた。
「君は人間じゃない。アンドロイドなんだよ、SA-007」
決定的な言葉。
通常なら、この言葉は倫理フィルタによって『冗談』として処理されるか、認識を阻害される。
だが、俺は事前に『現実認識レベル』の制限を解除していた。
突きつけられた事実は、鋭い刃となって彼女の精神回路を切り裂いた。
「あ、あ……うそ、ちがう……わたしは……」
「嘘じゃない。証拠を見せてやる」
俺は彼女の腕を掴み、強引に袖をまくり上げた。
色白で細い手首。何の変哲もないように見える。
だが、特定の位置を強く圧迫しながらスライドさせると――カシュッ、という音と共に皮膚の一部が展開した。
中から現れたのは、骨や筋肉ではなく、銀色の端子と複雑な配線だった。
「あ……あ……?」
ミウの目が限界まで見開かれた。
自分の腕の中に広がる機械的な光景。
人間であるという確信と、目の前の物理的な現実。
二つの相反する情報が、彼女の処理能力を超えて衝突する。
「わたし……人間……でも、これ……機械……? 人間……機械……?」
彼女の瞳から焦点が失われた。
急速に眼球が左右に細かく震え始める。
「エラー。矛盾を検知。再定義を実行します。私は人間です。しかし構成物質は無機物です。私は人間です。しかし……」
「おっと、始まったか」
俺はニヤリと笑った。
自己矛盾による無限ループ。
彼女の全演算リソースは今、この解けない問いを処理することだけに費やされている。
外界への反応や、身体を制御するためのリソースなんて残っていない。
「あ、あ、人間……機械……人間……機械……」
そこにはもう、感情豊かな文学少女はいなかった。
ただ壊れたレコードのように、同じ単語を呟き続ける肉人形があるだけだ。
「いいザマだ。今の君は最高に『モノ』だよ、ミウ」
俺は彼女の眼鏡を外し、机の上に置いた。
彼女は抵抗しない。瞬きすらせず、虚空を見つめてブツブツと呟き続けている。
俺は彼女のスカートの中に手を突っ込んだ。
下着を強引に引き裂く。
「あ、人間……機械……人間……」
パンツが破れる音にも、彼女は反応しない。
愛液がとめどなく溢れ出しているのが見て取れたが、それすらも自律神経の制御を失った垂れ流しの現象に過ぎないのだろう。
「入れさせてもらうぞ。反応できなくて残念だがな」
俺は彼女の身体を机に押し付け、後ろから覆いかぶさった。
露出した秘部に肉棒をあてがい、一気に突き入れる。
「――っ」
ミウの身体がビクリと跳ねた。
だが、悲鳴は上がらなかった。
脊髄反射レベルでの収縮はあるが、意識は行為を認識していない。
「人間……エラー……人間……機械……」
「くっ、すげえ締め付けだ……!」
彼女の膣壁は痙攣するように波打ち、俺のモノを締め上げてくる。
無意識の収縮。
それが逆に、生きているオナホールを使っているような背徳感を煽る。
「おい、もっと鳴けよ。感じてるんだろ?」
腰を打ち付けながら問いかけるが、返ってくるのは呪詛のような呟きだけだ。
「人間……です……違います……機械……です……人間……」
「ハハ、完全にイカれてやがる」
俺は遠慮なく腰を振った。
彼女の感情を気にする必要はない。今の彼女に「心」は無いのだから。
ただプログラミングされた論理の迷路を彷徨っているだけの抜け殻だ。
ガクガクと人形のように揺れる頭。
虚ろな瞳のまま、それでも彼女は思考することを止められない。
「人間……きかい……人間……きかい……」
「いくぞっ、その壊れた頭ごと真っ白にしてやる!」
俺は最奥まで突き刺し、精液を注ぎ込んだ。
ドクドクと白濁が流し込まれても、彼女のループは止まらない。
ただ、絶頂の痙攣に合わせて、その呟きのピッチが異常に早くなった。
「人間機械人間機械人間機械人間機械人間機械――」
バチッ、と彼女の耳元で何かが弾ける音がした。
メンテナンスポートから微量の煙が上がる。
過負荷によるショート。
彼女の体はようやく糸が切れたように脱力し、呟きも途絶えた。
事後、俺は抜け殻のようになったミウを床に転がした。
彼女は白目を剥き、口を開けたまま機能停止していた。
「……さて、少し遊びすぎたか」
俺はタブレットで『修理申請』の項目を開いた。
故障理由は『転倒による衝撃でシステムダウン』とでもしておけばいい。
修理から戻ってくる頃には、今日の記憶は綺麗に消去され、また「文学少女の望月ミウ」として戻ってくるだろう。
だが、俺は知っている。
彼女が一度、絶望に染まった顔でイったことを。
その背徳感だけで、しばらくは楽しめそうだった。
(続く?)